●2024(令和6)年入試【塾生合格結果】
祝・合格。おめでとう! 私たちは、生徒を合格まで確実にナビゲートいたします!各講習会・対策授業、三者面談等、受験指導体制は万全です。ぜひ、私たち恵泉ゼミナールにお任せください! ●2024年塾生進学先高校
入学おめでとう! ●塾生進学先高校(2023年以前)
○高崎 ○高崎女
○前橋
○前橋女
○国立群馬高専 ○渋川
○渋川女 ○高崎北 ○高経大附 ○高崎東 ●令和7年度【2025】入試日程1.群馬県私立高校(全11校)
○学特入試・推薦入試 2.国立群馬高専
○推薦入試 7月公表 3.群馬県公立高校
○全日制/定時制課程選抜 高崎の人気校。高北、高経附の【2025入試】選抜方法はこれだ!
■高崎北、高経附の2校は、地理的に近接した場所にありながら、学力レベル(偏差値【70%合格ライン】は高北61 高経附63/普通科)や、3年後の大学進学実績もあまり大差はない(2024年入試結果:●群馬大合格/高北14名、高経附24名、●高経大合格/高北39名、高経附22名)という、珍しくもまた、ライバル関係にある高校(ただし高高と前高ほどではない)である。そして男女共学の普通科高校ということもあり、人気度もかなり高い。 ■前期・後期入試が一本化された2024年入試の倍率をみると、高北は1.14倍、高経附1.19倍(普通コース1.22倍)と昨年倍率(高北1.65倍/高経附1.53倍)に比較して、大幅に低下した。私立高人気に加え、少子化が進んでいる影響により、毎年公立高定員は削減されるものの、2024公立入試の平均倍率は1.00倍ちょうどだった。今年も選ばなければどの高校でも入れるという、公立高の実質全入時代は継続中である。このことを考慮すると、2校とも競争倍率こそ低くなったが、その分、受験生の学力は拮抗して、わずかな差が合否を分けるという少数激戦状況になったといってもいいだろう。高北は高崎地区にある数少ない男女共学の普通科として大学進学を目指す生徒に根強い人気を持っているため、今後も倍率が下がるということはあまり考えられない。 ■その選抜方法が、2024年入試では、大きく、特色型と総合型の2つの型で選抜された。この場合、まず、受験者全員を対象に、「特色型」及び「総合型」のいずれか一方の型により判定して合格者を決め、続いて、その合格者を除いた受験者全員を対象にもう一方の型により判定して合格者を決めることになるというものだ。はじめに「特色型」で選抜するか、「総合型」で選抜するかは、各高校側に任されている。また、「特色型」選抜に限り、検査項目の比重の異なる複数の区分を設けて選抜を行うことができることになっている。つまり、検査項目に傾斜配点ができることになっている。 ■そこでまず、高北であるが、選抜の順は、(1)総合選抜70%、(2)特色型選抜@10%、(3)特色型選抜A20%である。選抜方法は、【第1次選抜】の総合選抜では、学力検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決める。【第2次選抜】の特色型選抜@では、第1次選抜合格者以外を対象に、調査書評定及び学力検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決める。【第3次選抜】の特色型選抜Aでは、第1・第2次選抜合格者以外を対象に、調査書の特別活動や部活動等の記録及び学力検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決める、というものである。検査項目の比重は、学力検査:面接等:調査書の順で、検査項目の合計を100として、(1)総合選抜は、74:6:20、(2)特色型選抜@は、45:7:48、(3)特色型選抜Aは、39:6:54となっている。 ■次に、高経附(普通コース)は、選抜の順は、(1)総合型選抜70%、(2)特色型選抜30%である。選抜の順は、【第1次選抜】の総合選抜では、学力検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決める。【第2次選抜】の特色型選抜では、第1次選抜合格者以外を対象に、調査書の特別活動や部活動等の記録及び学力検査の結果を重視して、選抜を行い、合格者を決める、というものである。検査項目の比重は、学力検査:面接等:調査書の順で、検査項目の合計を100として、(1)総合選抜は、80:7:12、(2)特色型選抜は、47:6:47である。また、芸術コースの選抜順は、(1)特色型選抜30%、(2)総合型選抜70%であり、選抜方法は、【第1次選抜】の特色型選抜では、実技検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決める。【第2次選抜】の総合型選抜では、第1次選抜合格者以外を対象に、学力検査及び実技検査の結果を重視して選抜を行い、合格者を決めるとなっている。検査項目の比重は、学力検査:面接等:調査書:実技検査の順で、検査項目の合計を100として、(1)特色型選抜は、16:10:10:65、(2)総合型選抜は、29:6:6:59である。 ■以上、ここまで見てきてわかることは、高北、高経附(普通コース)の2校とも、総合型選抜を重視(定員の70%)しており、学力検査の比重は、検査項目のなかで、高北は74%、高経附では80%にもなる。基礎学力の有無で合否が決まるという近年入試の傾向がますます強くなってきていることがわかる。 ■いずれにしても、校風や高校カリキュラムおよび選抜方法が自分に有利な高校はどちらであるかを、これから見極め、しっかりと5教科の基礎学力をつける必要がある。教科書内容を理解したならば、必ず問題演習をしてミスをチェックする。そして、入試直前には、公立高校の入試過去問を何度も繰り返すことが大切だ。 ■なお、蛇足ながら、高北、高経附に、それぞれ進学した塾生の話によると、高北は、部活というよりも大学進学にかなりウエートをおいており、入学後は勉強面で結構しぼられるようだ。3年後はその結果が出てくるのだろう。それに対し、高経附は部活の数も多く、部活に勉強に自分の好きなことに集中すればいい、という風にかなり自由度は高い(校則もない)らしい。もちろん大学進学が前提の上だが、高経附は「オナー・クラス」を除いて、高北よりも生徒の自主性を重んじているようである。
★最新(令和7年度)の公立高校の入試情報は、ここ(群馬県教育委員会ホームページ)から確認できます。 |